太陽の下
[流れ星、来る](1/4)




やる気マンマンの田中貴一を見ていると、またもや人がやって来た。


それは先程とは違い男ではなく、小柄な女子だった。









「こんにちはー、ってアレ?お取り込み中?タイミング悪かったかな・・・?」










現れたのは、ショートカットの黒髪を風で揺らしている、どこかで見たことがあるような気がする女。



目を凝らして見てみると、そこに立っていたのは忘れたくても忘れることの出来ない女。





東向陽中で一緒だった、俺の昔の彼女。












「・・・安藤?」












俺がそう声をかけると、本人は俺を見つけてパァッと表情を明るくした。


・・・なんか、複雑。












「五十嵐っ!!良かったぁ〜、知り合い1人も居ないかと思って焦ったじゃんかっ!あっ!!よく見れば牧野鎮磨も居るし!」












安藤はコロコロと表情を変えながらペラペラ喋った。


寝ていた鎮磨はいきなり名前を出されて驚いて眼を覚ましたようだった。










「ん・・・?・・・・五十嵐の、元カノ・・?・・・・なんで・・・居るの?」













・・・・・・・・・・・・・・鎮磨は起きた拍子に余計なことを言いやがった。


ちょっと寝ぼけてんな。



起こしてやろう。









そう思って俺は鎮磨の頭にゲンコツを落とした。


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