太陽の下
[暗闇の猫](1/11)


「鎮磨っ、悪いけど先帰って!」








そう言って、鎮磨を置いて走っているのはいいものの、




安藤はどこに居るんだ?









泣きそうな声の安藤との電話を切るわけにも行かず、それは繋げっ放しだ。


・・・そろそろ電池無くなるんだよなぁ・・・






それまでに、探し出さないと。










「もしもし、安藤?」


「・・・うん?」


「周りに何が見える?」


「・・・・っ分かんない、暗いんだもん・・・」









暗いんだもん、って。


・・・・・・・・・ダメだ俺、そういうのに弱いんだよっ・・・









「っ安藤、学校からどっちに向かって歩いた?」


「・・・駅に向かって歩いたよ・・・?」








でも迷ってんだろ?


学校から駅って、そんな距離無いんだけどな・・・






あー、また思い出した。


安藤って方向音痴だっけ。






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