太陽の下
[南校舎裏の奇跡](1/29)










はぁ、はぁと息を切らせて走る



南校舎裏へ向かって一直線


目指すは、安藤のもと






なんか、前もこんなことあったな


安藤を探して走った






暗闇の中、電話越しにか細い安藤の声


それすらも消えて


途方にくれて


それでも、見つけ出すことができた







今思えば俺は


あのときあの瞬間から


安藤のことをまた、好きになってたんだ








心配で心配でしょうがなくて


守ってあげたくて


どうしようもなく愛しい







だから、誰にも取られたくない


俺だけのもので会ってほしい


ずっと隣で居てほしい







―――南校舎裏まで、あと100メートル


俺はさらにスピードを上げた





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